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嶋中事件(しまなかじけん)とは、1961年に起こった右翼テロ事件。
雑誌『中央公論』1960年12月号に掲載された深沢七郎の小説『風流夢譚』(ふうりゅうゆめものがたり)の中で、
皇太子妃が民衆に殺される部分や民衆が皇居を襲撃した部分が描かれたことなどについて、
不敬であるとして右翼が抗議をしていたが、
1961年2月1日に大日本愛国党の党員だった17歳の少年が、
中央公論社社長の嶋中鵬二宅に押しかけた。
少年は嶋中との面会を求めたが嶋中は不在で、
雅子夫人が重傷を負い50歳の家政婦が刺殺された。
少年は事件の翌日に警察に自首して逮捕された。