07/06/11 12:47:53 7cFDtwIkO
>>662
SDQNさん、そして僕ごときを気にかけて下さった皆さん、本当にありがとうございます。
今朝の朝ズバでは、みのさんが折口会長をボロカスにこき下ろしてましたね。
その論調に異議ありませぬ。
でも一つ気になったこと。
みのさん曰く、
「折口会長は利用者を『お客』と呼んでいる。利用者を金儲けの対象としか見ていないのかな?」
みのさんの仰っしゃりたいこと、僕分かります。
でもね、利用者さんを『客』と呼ぶことが、利用者さんの不利益とは僕は思わない。
僕も折口さんと同じく水商売を経て介護職に就きました。
(本業はタクシーやで)
サービス業の人間に取って『お客様』とは即ち『糧』であります。
糧とは即ち『お金』であり、命と同じくらい大事なものです。
かつて南春夫先生は「お客様は神様です」と喝破されました。
それは、お客様とは最初から神様という意味ではなく、
お客様を神に祭り上げる行為を担うことがサービスの本質である、と僕は解釈しています。
介護とは、簡単に言えば「自立を支援すること」です。
医療とは明確に一線を画するところです。
主役は利用者であり、我々は「お手伝い」をするだけ。
何のお手伝いか?
お年寄りが、その人らしく、楽しく、人間らしく、生きていく、生活していく、
そして人間の尊厳をもって人生の幕引きをする、それらのお手伝いです。
ヘルプです。
ヘルプマン、ヘルプパースンです。
水商売そしてサービス業一般も、従業員がお客様を主役として輝かせるお仕事なんです。
ホストホステスは決して主役にはなりません。
エンターテイナーではないのです。
お客様を奉る仕事、それが水商売であり、介護職であると僕は確信しています。