07/04/09 10:03:40 WpFGwEv/O
>>487おはようございます。
概ね「架空請求」と同じようなものとお考えになってよいと思います。
しかし全く同じではないので簡単にご説明申し上げます。
あなたのご相談の場合、おそらく時効期間を満了していると思われます。
しかし時効期間が満了しただけでは自動的に債務は消滅しません。
「時効になりました。もう私の債務はありません」と債権者に対して意思表示する必要があります。
これを「時効の援用」と呼びます。
現在あなたのご主人の債務は正式に法的に消滅していませんから、業者が「支払いのお願い」をすることは法的に自由です。
しかし時効期間が満了していますから、この請求を無視していても何等問題はありません。
この点において「架空請求と同じように放置でOK」 と解釈してください。
しかし、もしもご主人が今から「少しでも支払いする」「支払いする意思表示をする」など、
「債務があることを認める（承認する）」行為をとれば、満了した時効はリセットされてしまいますから注意。
再び業者には「裁判に訴えて督促する権利」が生まれます。
繰り返しますが、完全黙殺するならば特に時効の援用をする必要はありません。
しかし法律家に依頼して正式に「時効援用」することも無駄なことではありません。
（行政書士に依頼すれば一件につき2～3万円）
（時効援用通知書の書式を守れば自分でも出来ます。
配達証明付き内容証明郵便にする必要があります）