07/03/21 00:13:06 qALQl20j0
元彼は典型的なサイマーでした。
銀行の無担保ローン、クレジットカードのキャッシング・ローン枠、サラ金の
カードは常に限界まで借りて自転車操業。
友人・知人・後輩にも借金を重ね、とうとう親バレ。総額は1000万円以上。
一部上場企業勤務だったせいで、無担保借金だけでそこまで膨れ上がったらしい。
貸金業者からは借りられないよう登録(?)することと給料は親が全額管理する
条件で、借金を親が代払いしてくれることになったけど、「全額は言えない」と何故か
全体の8割だけ代払いしてもらってた。残り2割は自力で返すつもりだったらしいが、
給料全部を親が管理してるから返済に回す余裕がない。
結局、これまで1万、2万と借りていた友人・知人に、10万、20万といきなり単位
1桁上げてお金を借り、自転車操業を再開。
その頃から、電話が元彼から自主的にかかってくるのは、返済日の前日とか
とにかくお金が必要な時だけになっていた。
そして電話の第一声は「明日、10万貸してくれないかな」
20万まで貸したところで目が覚めた。
好きだのなんだの言ってるけど、この人にとって私は金蔓なんだ、と気が付いた。
別れた。元彼の喋ること全てが薄っぺらに聞こえて、どうしてこんな男と付き合って
いたのか、自分の馬鹿さ加減が情けなかった。喋るのも、顔を見るのも寒気がして
とにかく逃げた。向こうのカッコツケの性格が幸いして、揉めることはなかった。
だけど今日、その元彼から電話があった。電話の内容はもちろん「金貸して」
別れた相手にまで平気で金をたかりにくる恥知らずっぷりに、なんでこんな男と
暫くでも付き合ってたのか情けなくて溜息しかでなかった。
あの男と付き合ってた数ヶ月は、確実に人生を無駄にした期間だと、あらためて実感した。
別れた相手だし、これから何があろうと会うつもりも、お金を貸すつもりもないけど、
本気で「死んでくれ」と思った。