07/01/20 02:35:47
私は毛筆もペン字も同じです、って習いました。
美しい字というのは、線の強弱の表現ができている字で、
もっともたやすくそれが書けるのが毛筆。
ただし筆さばきに技量が必要だから、もっとも毛筆に近い線が表現できて、
尚且つ簡単に使用できるのが2B鉛筆。
お習字は2B鉛筆から二本の道に別れていて、一本の先にあるのが毛筆、
その先に筆ペンがあって、もう一本の先にサインペン、その先がペン字、
最後にボールペンだと聞いています。
ペン字も太字→中字→細字の順に難しく、
尚且つ使い込んでペン先が柔らかい物程使い易いとのことです。 接筆は、検定を目指すなら楷書はきちんと接した方がよいでしょう、
と指導されています。
検定を目指してないならお好みで、と聞いています。
私は4B鉛筆だとだいぶいい感じで書けるようになったけど、2Bでは頼りない。
それは筆圧が弱いせいなので、しっかり書きましょう、と注意されています。
私の先生は普通のボールペンでも毛筆のような字を書きますが、
それは筆圧の調整が自由自在にできるから、とのことでした。
筆記具によって筆圧を変えることが、上達への近道だとのことです。 毛筆もペン字も同じです、のレベルは、払いや跳ねのニュアンスのみならず、
横線は右にいく程太くなる、を踏襲すること、の意味です。
ボールペンの楷書では、私の先生もそこまではなかなか、という感じですが、
行書草書なら、ボールペンでもそれが書ける、偉大な師です。