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■顎関節症 顎偏位症の症状。
{1}口を開け閉めする際に雑音がする、衝撃が走る (関節雑音、クリック) {2}耳側の顎関節に疼痛がある、咀嚼が辛く食事が困難に
{3}口を真っすぐ開けれない、上下の歯の間に指が縦3本入らない、喋ることが苦痛に(開口障害、ロック)
{4}顎位が定まらない、咬み合わせに異常がある {5}口を完全に閉じる事ができない {6}顎の異動(ずれる、出る) {7}その他
■病気の悪化や慢性化に伴ない下記など様々な『不定愁訴』をひき起こすことも‥
頭痛、首や背中、関節など全身の痛み、体のしびれ、背骨や骨盤の歪み、脚のもつれ・歩けない
顔の歪みや麻痺・耳痛、難聴、眼痛、充血、視力低下、視野狭窄、鼻のつまりなど顔の器官の異常
口内の乾燥感・歯の動揺・舌のカーブ・発音障害・喉のつまり、呼吸困難、えん下困難、めまい
脱力感、閉塞感、情緒不安定、鬱病、自律神経失調症などの疾患
■正確な治療法も確立していないようですが、「対処法」としては下記などがあるようです。
①口腔外科、歯科でスプリント療法 (マウスピースで歯軋りの防止、顎位の調整)
②MRIで顎の関節円板の転位、形態異常、骨の変化がないか検査 (レントゲン検査には写らない)
③矯正歯科で咬み合わせの矯正 (抜歯や歯を削る場合には悪化の可能性もあるようです)
④親知らずの抜歯 (抜歯後の悪化や病気の原因となることも)
⑤外科的手術 (術後に再発、悪化の危険性が高い)
⑥ペインクリニックで神経ブロックやレーザー光線照射 (疼痛の緩和、血行促進)
⑦痛み止めや筋弛緩剤の薬を服用 (他に向精神薬など含め薬剤は副作用に注意)
⑧整骨院、接骨院治療 (医院により治療方針は様々、骨格の歪みの矯正、マッサージ、温熱治療、低周波通電治療など)
⑨整体、カイロプラクティックで顎関節や全身の骨格の歪みを矯正
⑩鍼灸あん摩マッサージ治療 (鍼で疼痛の沈静、筋肉傷の改善、血行促進、温熱治療、低周波通電治療など)
⑪指圧マッサージで筋組織の柔軟化、骨格の矯正、神経機能の調和
⑫ピラティスメソッド、ヨガ、骨盤ベルト運動などのバランストレーニング (背骨、骨盤、全身の歪みの改善、深層筋の補強など)
⑬顎の体操、顔のマッサージ (割り箸法、ムンクの叫び法、揉みほぐし法など) ⑭‐他にも?
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