07/08/04 20:13:14 gV4Tzovx0
>>160
煙草を吸うのは、車の排気官に口を付けて吸ってるようなもので、体に様々な化学物質を取り込み蓄積しますので、悪影響を与えます。
腹痛と下痢が治まってくるとは、とても思えないのだが、
喫煙者が禁煙した時に、たまたま発病した時期と重なるので、そう思われたのではないでしょうかね。
他の消化管の潰瘍になった方のデータを見ても、非喫煙者は発病しにくく、治療の効果も上がるようです。
潰瘍性大腸炎だけが特別違うとも、思えませんが。
喫煙が消化管の疾病に関連していることは古くから指摘されてきた。
特に喫煙と消化性潰瘍との関連については1929年にGray1)が喫煙を中止すると潰瘍の治癒が良くなると報告して以来多くの報告がある。
たとえば、喫煙者や禁煙している喫煙者では十二指腸潰瘍発生の危険率が非喫煙者の5倍となるという報告2)や、
大学卒業生にアンケート調査を行い、喫煙者の3人にひとりに消化性潰瘍がみられるとした米国の報告3)
喫煙は性差や年齢にかかわらず潰瘍の危険率を上昇させることが報告されている。)。
喫煙は潰瘍の治療効果に対しても影響を与えるという報告が多く、たとえばKormanら17)は、
代表的な潰瘍治療薬であるH2受容体拮抗剤により治療した十二指腸潰瘍患者135名を喫煙群と喫煙していない群に分けたところ、
喫煙していない群では治療を開始して4週後には95%の患者で潰瘍が治癒したが、喫煙群では63%が治癒したに過ぎなかったと報告している。
また、たばこの本数が増えるほど潰瘍の治癒率は低下したという17)。
URLリンク(www.srf.or.jp)