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ベジタリアンの母親の授乳児に神経障害リスク
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ベジタリアンの母親の母乳で育った子どもは
神経障害を来すリスクが高いことが米国で報告されている。
衛生当局によれば、昨年ジョージア州で、
言語や運動の遅れなどさまざまな神経障害を来した小児2例が
ビタミンB12欠乏症との診断を受けた。
調査で2児の母親とも子どもを母乳で育てており、
しかもベジタリアンであることが明らかになった。
米国疾病管理センター(CDC)の週間レポートに詳細が掲載されているが、
米国ではこのようなケースが増加傾向にあるという。
ビタミンB12はコバラミンとも呼ばれ、神経細胞や赤血球を健康に保つほか、
DNAの産生にも一役買っており、
主に魚、肉、乳製品、卵といった動物性の食物に含まれている。
CDCによれば、乳幼児がビタミンB12欠乏症になる原因としては、
母親にこの栄養素が不足していることが最も多いという。
乳幼児が神経障害を来すと、必ずしも治るとは限らない。
妊娠・授乳期にはコバラミン補助食品等を摂取する必要があり、
特に授乳期はコバラミン欠乏症のリスクが高い。
(日本経済新聞/HealthDayNews 2003/01/30)