07/05/05 11:18:41 k4xP1Z0k
俺は名大近くの病院に勤務している医者なんだが。
HF10には3つの重大な欠陥がある。
一つは直接投与しかできないこと。
まずはこれで多くの臨床医は使えないとみなす。
何故なら腹膜はしゅや脳内転移、多発転移には使えない。
次に構造上HF10は大量生産ができない。
ライバル出して悪いがRexinーGはウイルス自体に抗がん剤作用がないから一度作れば大量生産可能。
一個一個手作りとマスプロ生産の差。
だから普及は無理。
最後はやはり米国での臨床試験がうまく展開できないこと。
ガン治療の世界は何と言っても米国中心。
でもその米国では日本と違い手作業が苦手だからHF10は普及しない。
RexinーGが米国で認可されたら外圧で日本にも上陸するのは時間の問題。後二年か三年先だろうが。
そこまで状況下で改良した新しいタイプとか言っているのは問題外。
だから名大出身の同僚とも話すけど
小規模ですが良い結果がでました。
次回は症例を集めて報告します。
座長、今後の展開を期待します。
このパターンに我々医者は慣れっこ。
でも関係者は実用化はしたいが別に製薬としては考えてないと思うよ。
大体俺があげた3つの欠陥は関係者から聞いたし。
お金集めて臨床試験やりたいのと薬自体を実用化したいとは違うだよね。