07/03/17 13:38:10 5HCO9S4q
>909
閉経後の女性は女性ホルモンが減るため、より外部から摂取したホルモン様物質の影響が出やすい。
5年の実験結果、「癌化し易い」子宮内膜増殖症の発症の発症が認められ(6人/154人)、プラセボ組と比べて有意な差が出た。
『癌になるどころか、乳がんのリスクが低減されたと結論付けられている。』のは日本の調査で、
実際に論文を読んでみると「みそ汁を毎日3杯以上飲んだ」グループでリスク低減が認められているだけで、納豆は関係ない。
そもそも5年間二盲検定を行っているのは、この子宮内膜増殖症の論文だけ。
URLリンク(www.ncbi.nlm.nih.gov)
>>910
この論文に限らず、イソフラボンの実験においてアグリコン換算を行っている。
アグリコン換算比は単なる分子量の換算で、ゲニステイン、ダイゼイン、グリシテインの
どれも分子量比に大きな差はない。このイタリアの論文では、三種類のアグリコンの混合型を使っている。
グリコシド型からアグリコン型への加水分解には個人差があるが、ほとんどの調査で吸収効率が2倍以下の差しか示さず、
『経口摂取した大豆イソフラボン配糖体、アグリコン共に、
体内に比較的効率的に吸収されると考えられる。』
最低影響量の半分というのはむしろ勧告値としては多いくらい。
>>911
その論文の原文はこちらだが、実際に乳癌の発症リスクを抑えたのは1日3杯以上の味噌汁
大豆イソフラボン云々は、その味噌汁の値と、効果の認められなかった納豆などを
全部大豆食品として合わせ、無理矢理アグリコン換算して評価したもの。
URLリンク(jnci.oxfordjournals.org)