07/03/16 23:01:50 EbiYOANS
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厚生労働省研究班が行った、「多目的コホート研究(JPHC 研究)」
(40~59 歳の女性を対象にした10 年間の前向き追跡調査)においては、大豆製品の摂取に関し、分析が行われている。
この結果、みそ汁やイソフラボンを頻繁に摂取した場合、乳がんのリスクが低減されたと結論付けられている94)。
男性がん患者13 名(前立腺がん患者11 名、大腸がん患者2 名)に対して、
大豆イソフラボン(120~480 ㎎/日*)を単回投与した場合、毒性的影響は認められなかったとする報告がある95)。
大豆イソフラボンアグリコン錠剤150 ㎎/日(179 名)又はプラセボ(197 名)の5年間の摂取試験を行い、
試験開始時、30 ヶ月目、及び試験終了時に子宮内膜を採取し、病理組織学的解析を行った。
その結果、5年間のイソフラボン摂取により、3.8%の被験者に子宮内膜の増殖が認められたが、
がん組織は検出されなかったとの報告がある96)。