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さらに付け加えるなら、食品安全委員会が想定している納豆50g2パックあたりのイソフラボン数値73.5mgというのは、
実際のイソフラボン効果の数値ではなく、アグリコンとして計算されたものだ。
そしてこのイソフラボンの数値はアグリコン換算としているが、アグリコンは三種類あり、
その中で一番エストロゲン活性の高いゲニステインの換算値(約*0.625)を用いている。
つまり、イソフラボンアグリコンの型が、全てゲニステインという実際には有り得ない仮定で換算しているわけ。
ついでにいうなら、アグリコンはそのまま吸収されるわけじゃない。
納豆のイソフラボンの型はグリコシド型で、これは腸内細菌が働くことで、グリコシド型イソフラボンの糖が外れる。
糖が外れた状態がアグリコン型なわけ。
しかし、腸内細菌が全ての糖を分解することもない。
グリコシド型の大半はそのまま変換されることもなく排出されてしまうからだ。