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（３）感染児の支援 病院中心
抜粋
厚生労働省研究班の調査によると、１９８４年から２００６年までにＨＩＶ陽性女性から生まれた子どもの数は、把握できただけで２８７人。
このうち、感染してしまった子どもは４２人だ。
日本では９０年代後半に母子感染予防策の普及が進み、０１年以降の感染例はほとんどない。
多くの感染児は９０年代までに生まれている。
「大きい子は思春期にさしかかっており、本人への病名告知、恋人に感染させないための性教育など、多くの支援が必要」と、
大阪市立総合医療センター小児救急科部長の外川正生さんは話す。
感染児が小学校高学年になると、「交際相手がいるかどうか、何度も聞きます」。
助産師の力も借り、性交渉を経験する前に、コンドームの使い方を含め、具体的な性感染症予防策を教える。
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