06/12/11 00:56:32 Qv0oDGpM
>>90
ウチの親も学資保険は悪印象。
父(昭和10年生)の父が、
父が生まれたときに「この子は是非とも帝大に行かせて医者に」と、
満期10万円の学資保険に加入。
当時10万って、もっっのすごい金額。
大変な無理をして入ったらしい。
で、その10年くらい後、終戦間際に戦死。
戦後、父が高校を卒業する頃
(学制変わってるからずれてるかもしれませんが)に10万出たんですと。
まあ、それでも昭和30年頃の10万ったら、
今の100万くらいの感じかな?と思うけど、
とにかく敗戦インフレでお金の価値がガタガタになったあとのことで、
とてもじゃないけど加入した当時の価値はない。
「父があれだけ苦労をしてかけてくれてたのに」
と、どうにもやりきれなかったらしい。
まあ一旦入ると動かせないから、巨大な社会変動には弱いっすよね。
ただ、私は
「戦争に負けて社会がグッチャグチャになっても、
とにかく決まった金額がちゃんと出るとは大したもんだ」
とも思うんですが。