07/01/13 22:05:45 50pT5USE
「理由2」→たくさん使いすぎると病気の治りが悪くなる可能性がある
解説:
健康な大人を使った人体実験で、熱冷ましを投与すると
風邪の治り方が悪くなったりその後の免疫反応が正常に起こらなかった
というのがあります。こどもでは倫理的問題があって
同様の実験は行われていないのでわかりませんが、
大人でこうした実験事実がある以上、子供にもなるべく使わない方が
いいと私は考えています。
また、40度台くらいの熱では脳が溶けたり脳に障害を残したりはしません。
(脳に障害を残す可能性があるのは脳炎・脳炎などを起こした場合で、
これは熱冷ましを使っても予防できませんし、
むしろある種の熱冷ましを使っていると脳症での死亡率が高いとも
言われています)
また、熱性けいれんを起こす頻度は、統計学的に
熱冷ましをつかっても使わなくても差はないことがわかっています。
経験的にはむしろ熱冷ましを使った後、
上記の(1)のところに再び差しかかったあたりでけいれんが起こることは
しばしば経験するものです。