07/01/17 12:29:30 UsmE0hNa
経過の見守りでステロイド外用剤(ス剤)を低減
○△大学小児科を受診する小児@ピーの親に、ス剤の使用を遅らせる選択肢を与えると
標準処方せんを与えた親に比べ、ス剤の使用量が減少するが、両者のアウトカムにはほ
とんど差がなかった。
小児@ピーは小児へのス剤処方理由として最も一般的な疾患で、△△博士らは、経過
を見守る(wait & see)処方 WAS を用いた小児@ピーの治療法が、標準処方に比べて
ス剤使用量を低減させるかどうかを判定する研究を実施し、臨床症状と副作用に関する
効果を評価した。
結語
△△博士らは、WAS群ではス剤の使用が有意に低減されたことを確認した。標準処方の親
に比べ、WAS群の親はス剤の処方箋を利用しなかった。 両群におけるその後の、症状
医療機関受診などの頻度には統計学的有意差はなかった。
依然として異論も
WASはス剤使用を有意に低減させるので、ス剤による小児@ピーのルーチン治療の代替法
になるというエビデンスをもたらした。 ☆国の小児科、皮膚科のほとんどは、@ピー
皮膚炎にはス剤をルーチンで処方するよう訓練を受けており、親の多くもその処方を期待
している。このためWASには依然として異論がある。 小児科、皮膚科開業医のうちで、
ルーチンで監視的アプローチを選択しているのは極く少数である。