06/08/14 20:59:44 KHFsPPFT
感情論で否定するのは簡単ですが、いじめを否定するのなら、それはいじめをしている人と何ら変わりはありません。
思考停止せずに、何が原因で何が問題なのか、と言う事を考える必要があるかと思います。
付け足すのなら、民主主義は多数派が正しいとされています。
イジメも、これに類似するものであり、多数の利益のために少数が犠牲になるのは民主主義社会では仕方ない事です。問題はどうやったら多数派になれるかということを学ぶ事かと思います。
人権無視は社会性から逸脱していますが、これもまた世界規模で見ると、合法的な人権無視の上に世界が成り立っていると言わざるを得ません。
いじめを止めるのは正義かもしれませんが、その正義から得られる物はほとんどありません。もっと言いますと、その正義を実行するとデメリットを受ける人の方が多くなってしまいます。
正義はその行動自体が正義ですが、行動だけでは現実は語れません。その行動によって何が生まれ、どうなるか、その先まで考えなければなりません。
1人の為に100人が犠牲になるのが正義なら、イジメを止めるのは正義と言えるでしょう。
しかし民主主義社会は100人の為に1人が犠牲になる社会です。
我々は民主主義によって自由と平等を得ています。
恩恵を受けながら、恩恵を否定するのは理性的な判断だとはとても思えません。