06/02/07 04:13:53 F/Pgzh/y
◆患者さんと接するためのポイント
URLリンク(www.utu-net.com)
うつ病の方に対する基本的な接し方が載っています。
当スレッドをご利用になられる前に、まずは上記のサイトで読まれることを推奨します。
◆食生活面でも改善には
「うつ」にならない食生活 角川文庫 高田 明和 (著)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
◆うつ病の病相
ここでは、クレイネス(Kraines,S.H)の提唱したうつ病の病相について解説します。
クレイネスは発症から寛解に至るまでの病期を六つの段階に分けており、
これを利用する事であなたの大切な人のうつ病が現在どの段階にあるか判ります。
・病相1
うつ病の前駆期にあたる段階で、この病相に人が陥ると、活気や活力が徐々に失われるとともに、
日常生活に支障をきたし始め、努力が報われずにイライラ感だけがつのり、やがて焦燥感や自責感が生じて、
自らを更に追い込む悪循環への道に突き進みます。
具体的な症状としては、退屈感、不快感、厭世感、自信欠乏、劣等感、病的恐怖、自己憐憫、無関心、注意散漫、
優柔不断、アンヘドニア(喜びが感じられない状態)、動作緩慢、疲労感、早朝覚醒、食欲減退、気分の日内変動、
不定愁訴(明瞭な疾病が見られないのにも関わらず、様々な自覚症状を訴える状態)などが挙げられます。
この病相は治療を開始すれば比較的早く治りますが、スランプと似た状態であるために病感や病識を自覚できず、
多くの人が見過ごしてしまう傾向にあります。