06/12/02 15:24:01 jEKbo++Q
>>708
>グルタミン酸生産菌からさらに変異株を取得したものです。
>ですから、一種類または二種類のアミノ酸を産生する菌が得られています。
残念ですが以下の資料の記述ではそうなっておりません。
またコリネ型細菌の場合、ビオチン欠乏下の
TCA Cycle上の酵素複合体であるODHC(oxoglutarate dehaydrogenase complex)
の活性が落ちる事がグルタミン生産のメカニズムであるとされていますが、
それに相当する代謝説明も他アミノ酸発酵に関して報告されているならば
そのソースをお示しください。確認できない以上、捏造の可能性が捨て切れません。
「1958年、協和醗酵工業は、上記のL-グルタミン酸生産菌から、
L-リジン、L-スレオニンをはじめ、L-オルニチン、L-フェニルアラニン、L-バリンなどの
必須L-アミノ酸をかなりの量生産する栄養要求性突然変異株を造成することに成功した。 」