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★CJDなどプリオン病は人肉食で広まった? 英研究
ワシントン(AP) 脳がスポンジ状になる病気であるクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)、
クールー病になりにくい人たちがいる。この人たちは、この病気に耐性を持つ変異遺伝子を
持っていることがわかっているが、英ロンドン大学の研究チームによると、この変異は、
先史時代の人類社会で人肉食が行われていた証拠の可能性があるという。
CJDもクールー病も、BSE(ウシ海綿状脳症)と関連があると考えられている。
またこれらの病気はいずれも、「異常型プリオン」と呼ばれるたんぱく質が原因であることが
わかっている。
1920年から50年にかけて、パプアニューギニアのフォアと呼ばれる部落で、クールー病が
大発生したことがあった。この部落では、50年代に禁止されるまでの間、死亡した親族の肉を
食べる風習があった。
ロンドン大学のジョン・コリンジさんらは、ここで人肉食の経験があり、現在生存している
女性30人の遺伝子を調べた。その結果、うち23人がクールー病に対する耐性遺伝子を持って
いることがわかった。
このことからチームは、人肉食の風習がある集団では、耐性遺伝子を持った人が生き残るという
自然選択があったと考えている。
CNN URLリンク(www.cnn.co.jp)