06/01/11 23:56:04 kILfDZzg
>>522
輸血問題は、昔はかなり「異常事態」としてマスコミも注目しました
が、日本ではもともと「臓器移植否定」という一般の宗教界の流れがあ
るために、よほど騒ぎたい「キリスト教関係者」以外は手を出さない分
野です。日本は臓器移植問題についてアメリカなどとは違う特殊環境に
あるのです。なので、この点を考慮せずに「輸血問題」を騒ぐのはそう
いった日本の「文化」を考慮しない外国人の口車をそのまま鵜呑みにし
て主張していることをある意味で本人が露呈することになります。
日本人は臓器や血液をエンジンパーツかオイル交換のように扱うこと
に本来的に拒否感を持っているのです。その上、非加熱製剤で生じた血
友病エイズ問題という日本独特の要素も影響しています。
低コストで使いやすかった「非加熱製剤」を利用した結果多くの血友
病患者にエイズが生じました。多くの国民はそういった判断を下した病
院や医師を訴えたのです。これは多くの医師にとって衝撃的なこととな
りました。この事件により、医療機関は自分の判断で当たり前のように
患者に輸血できるという時代ではなくなったのです。医師が「高価で使
用が難しい」加熱製剤の利用も選択肢として提示していなければならな
いのと同じように「高コストで利用が難しい」不輸血治療も選択肢とし
て提示しなければならない時代と今はなっています。仮に信者が不輸血
で成功した治療を他の患者に輸血で治療を行い、不具合が生じた場合責
任が生じかねない時代となったのです。それを「インフォームドコンセ
ント」の原則といいます。
十数年前の「輸血という当たり前の治療を拒否する」という論点は今
では「JW批判活動をもっぱら行うキリスト教派関係者」だけしか利用
しません。臓器移植・エイズ血友病問題・インフォームドコンセントの
三点を日本における輸血問題を語る上で欠かすことは辞書を書くにはあ
まりに「恣意的」ないしは「古い知識による」主張といえるでしょう。
2006年1月11日 (水) 14:27