06/09/11 20:56:10 ixx0XtFi
>>280の続き
気がつくと彼女は数メートル後ろを歩く俺を待っていた。
「も~っ!」
”しょうがないな”そんな言い方で近づいてきてまた俺と手をつないだ。
体温を感じるとホッと安心して肩の力が抜けるようだった。
俺はもう逆らわなかった。
いったい俺はどうしたいんだよ・・・。
今の俺にはもっと考えなくちゃならないことがあった。
彼女がしてくるであろう質問になんて答えたらいいのか。
それが問題だった。
”何故約束を破ろうとしたの?”
”何故ケンカを売るような事を言ったの?”
それに俺はどうやって答えたらいいのか。