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2006年7月7日午前8時40分ごろ、日光市野門の県道を通りかかった
県職員が「数日前から空き地に車が止まっている」と、今市署に同僚を
介して通報した。駆け付けた同署員が車内を調べると、男女計3人
(男性2、女性1)が死亡していた。窓ガラスは粘着テープで目張りされ、
車内から燃え尽きた練炭と七輪3個も見つかったため、同署は練炭による
集団自殺とみて身元や死因を調べている。
調べでは、死亡していたのは、東京都足立区竹ノ塚の男性Gさん(49)、
埼玉県の男性HNぽんた(28)、住民票の登録は千葉県我孫子市
(目黒区青葉台在住)の女性とみられている。
埼玉県の男性が運転席で、足立区の男性と女性が後部座席に座ったまま
死亡していた。
3人は死後1週間経過しており、死因は一酸化炭素中毒と見られる。
七輪は、後部座席後ろのトランクに2個、助手席上に1個あり、
中には練炭の燃えかすが残っていたという。
フロントガラスには日よけシートが立て掛けてあり、
他の窓にはカーテンが掛かっていた。
また、車内からは携帯電話も発見された。同署は、3人に接点がない
ことから、インターネットなどを利用して知り合った可能性も
あるとみて、電話の通話記録の解析を進める方針。
現場は、旧藤原町の川治温泉と旧栗山村の川俣温泉を結ぶ県道の
「野門トンネル」東側の空き地。空き地周辺には民家はなく、
人けのない場所だった。第1発見者の男性職員は、
空き地に止まっている乗用車を通勤途中に何度か見かけ、
「不法投棄かもしれない」と思い、同僚と相談の上、
同署に通報したという。