05/04/11 05:51:15 hm7LKxd1
木炭ガスについて(参考までに)
木炭を酸欠状態で不完全燃焼させた時に出る一酸化炭素(CO)などを木炭ガスといいます。
木炭が生み出す特殊な有毒ガスではなく同じCOです。
なぜ、木炭にだけ「木炭ガス」という固有名称があるのかというと、
戦時中にガソリンの配給がなくなり、ガソリンエンジンのトラックや
バスを走らせる代替燃料として、木炭ガス(CO)が使用されていたためです。
木炭からCOを取り出すための木炭ガス発生装置を搭載したトラックやバスなどの
木炭自動車が全国的に普及したのです。
COにはガソリンほどのパワーはありませんが爆発力があるので仕方なく使っていたのです。
当時、一般家庭の燃料として使われていた「黒炭」から
効率よく発生させることができたので普及したようです。
備長炭などの「白炭」からは発生量が少なく、エンジンを動かすことはできません。