06/11/19 02:50:02 KpmCHQhi
胃が弱く、寒いと胃が痛くなる私。
その日の朝は胃薬をのみ、ちゃんとコートも着て女性専用車両に。
しかし、この日に限って激しい胃痛が。
申し訳無いなと思いながら開いていた優先席に座り、
胃を擦っていたら、女性専用車両解除の時間と共にオジさんがやって来た。
そして脂汗ダラダラの私に向かって「最近の若い奴は…!
優先席なんだから譲りなさい!譲りなさい!」と。
私は「すいません…」と胃を擦りながら席を譲った。
電車が激しく揺れる旅に胃痛が増して、滲出る脂汗、
青い顔、勝ち誇った顔をするオジさんが余りにも憎たらしくて、半泣き。
異変に気付いたオジさんは慌てながら立ち上がり「座りなさい」と。
「いいんです、只、胃が痛いだけですから…いいんです…オジさん座って下さい」
そう呟き、目的の駅で降りた。
オジさんは女性しかいない車両で気まずそうにうつ向いていた。