06/11/06 20:34:56 CxSxi23K
自分の味方と思われる人に恩義や義理を過剰に感じたり、過度な感情移入をして
はいけないということ。たとえば、「母の愛を伝える映画」を観た後に、感動し
て、母親に過剰な期待やありがたみを感じてはいけにということ。
なぜなら、そうした心持が、必ずしも健全な関係性を生むとは限らないから。
我々が、前向きに生きていこうとするために、ハリウッド型のエンターテイメント
や、アカデミー賞作品をみて感動し、頭の中で現実をより味わいのあるものである
と加工して生きていることが多い。それどころか、そうしなければ生きていけない
人たちもいるかもしれない。けれど、それは現実認識を歪めることになる。
本当に先々のことを考えたら、現実を直視すること。
誰かが、奇跡的に自分のことを安定して思ってくれるといった妄想は捨てること。
しかし、それを直視してしまうと、生きる気力がわかなくなってしまう。
自分の場合は、人格障害の母親、親戚、アルコール依存症の父親を今まで
「すばらしい家族だ、自分のことを思って叱ってくれているんだ」と妄想を続ける
ことでつらい現実を生き抜いてきた。けれど、父の死を境に目覚めました。
生きるって本当に大変。何をやっても後悔が待っているもんね・・・・・