06/09/28 17:53:15 RMBaPXQC
>>735です。
それから数年後、結婚を期に転職したので今はその会社にはいません。
一度だけ、当の管理職から「戻って来てくれないか」と言われましたが、断りました。
処分を食らった管理職たちは、金正日の下ではヘコヘコしてたけど、
工場が荒れていくのは誰に目にも明らかだったので、
本心では何とかしなくちゃと思っていたのかもしれません。
何十人も管理職はいたので、そりゃ中には私のことを恨んでいる人もいたでしょうね。
でも私は本社の社長以下偉い方々に守られてるって思ってたので、別に恐くはなかったです。
まあ、今思えば、管理職の人々は家庭を持ってるお父さんたちで、生活がかかってるから、
金正日に謀反を起こすなんて出来なかったはず。
ペーペー独身女だから出来たことですね。
金正日が退職する日、ケジメはつけとかないといけないから、一人で工場長室に挨拶に行きました。
「おつかれさまでした。お世話になりました」と当たり障りのない挨拶をしたら、
金正日は寂しそうに少し笑って「まあ、がんばってね」とか言ってました。
今でもその会社の元同僚と食事したりしてますが、もちろんこのことは内緒にしています。
私が密告したってのは、本社上層部と工場管理職までで秘密になってるみたいで、
それ以外の人は誰も知らない様子です。
もう昔の話ですしね。