06/08/01 14:08:05 MeZeUnWn
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以前、骨董屋に数年勤務してました。
観光地にあるような店でなければ、一見のお客さまの
売上だけではやっていけないでしょうね。
たいていのお店は顧客(=収集家)を持っていますので
入手できた商品をその筋が好きなお客さまに
直接お見せします。または「こういうのが欲しいんだけど」
というご要望に合わせて商品を探します。
デパートの外商に似てますね。
骨董は生活にすぐ必要なものでは少ないですし、希少なものだと
探すのに数年かかることも。
仕入は競り市で落としたり、海外オークションに参加したり
海外の業者がこっそりスーツケースで運んできたものを
こっそり売ってもらったり、色々でした。
高齢の収集家が亡くなった後、遺族が処分に困って
家の中のもの全部を見積もって欲しいとのご要望もありました。
それこそ家具什器、本、コレクションすべて。
宝の山はすばらしかったですけど、人の生活を覗き見るような気がしました。