06/03/16 03:37:17 XxM+FCKF
数年前、地元の駅前でのできごと。
田舎の駅だから駅前に小さい駐輪場しかなくいつもいっぱい。
だから駅前の歩行者通路に違法駐輪の自転車が溢れていて
歩行者もガードレールまたいでロータリー側に出て通るしかなかった。
でもバスやタクシーが通るから歩行者との接触事故も
たびたび起きて問題になっていた時だった。
私がフッと横断歩道の先の方に目をやると、白杖をついてサングラスをかけた
目の不自由な男性が違法駐輪の歩道のほうに向かって歩いて行った。
このまま真っ直ぐ歩いていけば確実に自転車にぶつかって
転倒してしまう!危ない!と思ったけど私は横断歩道渡らないといけなかった。
すると向こうのほうから大きいスポーツバッグを持った
いかにもヤンキー風の男子高校生4~5人が走ってやってきて
1人がカバンを道に下ろすと白杖ついた人の横にまわって
腕を掴んで「この先自転車があるから危ないですよ」と止めた。
残りの高校生もカバンを下ろして自転車をどけ始めた。
自転車多すぎてどけきれないけど、なんとか人1人通れる通路ができて
腕を支えていた高校生が「自転車どけたんでこっちにどうぞ」
と足元を確認しながら男性を誘導していました。
男性は深々と頭を下げてお礼を言っている様子。
その後何もなかったかのように去っていった高校生たちがすごくカッコよかった。