05/12/14 12:58:50 nu6FJbvo
既出かもしれないけど近鉄バッファローズがあった頃の話。
ブライアントという選手を覚えている方は多いと思います。
ある年のチームの納会、彼は毛糸の帽子をかぶってとても楽しそうにしていました。
外国人選手はシーズン終了後帰国するのが普通で、
チームのこういう集まりに出席するのは珍しいことです。
不思議に思ったあるスポーツライターの方が尋ねると、彼はこんな話をしたそうです。
ブライアントがバファローズにやってきた1988年、チームにはオグリビーという
メジャーでホームラン王も獲得した外国人選手がいました。
ある日の試合でそのオグリビーがミス、チームは負けてしまいました。
消沈するオグリビー、しかしそんな彼をロッカールームでチームメイトが励まします。
皆でオグリビーを風呂に放り込み、大勢が一緒に風呂に跳び込んで、
お湯を掛け合いはしゃぎまくったそうです。
オグリビーは「メジャーでも(白人も黒人も)皆で風呂に入ることなんて無かった」
と言って喜んだそうです。そして、それを見ていたのが、
その年ドラゴンズを追われる形でバファローズにやってきたブライアントでした。
この新しいチームに何かを感じたのでしょうか、彼はそれからホームランを量産し
大活躍、翌年のリーグ優勝にも大きく貢献しました。
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