05/12/31 06:30:58 uuePJBQs
さて、大晦日といえば、除夜の鐘。
よく108回の鐘の音は人の百八つの煩悩をあらわしてるといいます。
この108の鐘を突く事によってこの煩悩を打ち消す!と
考えてる人も多いかとおもいます。
しかし、本当はこの108もの煩悩をなくすという意味ではございません。
ひとはなくすことのできぬ108もの煩悩に左右されながら、もがき、くるしみ、耐えて、生きています。
「それでも、ああ、この一年いろいろとたいへんなことがあったけど
なんとか今年も無事に過ごすことができました。ご先祖様、親兄弟、知人
みなさまのおかげです、ありがとうございました。」 と・・・
あの鐘の音を聞きながらこの一年を感謝するためのものでございます。
お寺でも神社でもよくお願ごとばっかりしてらっしゃる方がいますが・・・
お寺はお願い事をするところではございません。
お寺は無事に生きてこれたことをご先祖様に感謝するところでございます。
そして自分にかかわってるみなさまに感謝するところでございます。
自分の希望や祈願は新年に神社で行なってください。
あっ でもお寺にもお参りきてくださいね♪
神社の神様が昔の偉い人だったりするならば
お寺の仏とは自分のご先祖さまだったりします。
どっちが大事とかありませんが苦しい時に助けてくれるのは
じつは身内(ご先祖さま)だったりします。
現実でもそうでしょ?
たまには墓参りや仏壇にお線香でもあげてやってください。チーンΩ\(-ι-З)ポクポク