05/05/13 23:05:50 ob2brmnl
小学生の時。
学校の行事で登山に行った。
頂上付近の山小屋に泊まり、
夜の7時頃に一人でトイレに行った。
トイレは屋外にあり、結構たくさん人がいた。
順番を待ってからトイレに入り、出ようとするとドアが開かない。
鍵を見てもちゃんとはずしてあるし、、
押すんじゃなくて引くんだったっけ?と引いてみてももちろん開かない。
もしかしたら誰かがドアに寄りかかっているのかな、と思い、
「すみません、出るのでどいてください!」と
かなり大きな声をかけながらドアをたたいたがびくともしない。
だんだん腹が立ってきて
「もう出るんです!どいてってば!どいてっ!」と
怒りながらバンバンとドアをたたいていると
突然ふわっとドアが開いた。
つんのめるようにして外にでると、
あたりには誰もいない。
入った時はたくさん人が待っていたはずなのに。
怖くなって走って山小屋まで帰った。
友達に話すとからからかわれたんじゃない、ですまされてしまったが、
トイレの小屋の外にも人がいなかったし、どうにも納得いかない。
いまでも外出先でトイレに入ると思い出してドキドキする。