05/01/18 22:34:21 DfsccRhZ
高校の時の話。
田舎の高校の吹奏楽部の副部長だった俺。
打楽器担当で、身長も高く、重い楽器を毎日運搬していたので、
文科系部には似合わないほど筋肉が付いてしまった。
おまけに小学生の頃、近所に住んでいた叔父が空手を教えていたので、
軽く教えてもらっていたので、部内では当たり前だが敵無しだった。
ある日部活が終わり、帰るため駅まで行ったところ
女子部員が2人ヤンキー3人組に絡まれていた。
俺と友達の2人が間に入って助けてあげたが、ヤンキー達は激怒。
リーダー格が俺の胸倉掴んできたので、俺はそれを払った。
それを数度繰り返し、ついに殴り合いになりそうだったその時、
ヤンキーの先輩が車で登場。ヤンキー達へ学生相手に問題起こすなと説教し、
そいつらを車に乗せて去っていった。
その日からしばらく学校で俺はヒーロー扱いだった。
でも正直やばかったんだ。
だってそいつらシンナーの臭いプンプンさせてたんだもの。
つかまれた胸倉の手を払う度、俺死ぬかも知れないって考えていたよ。
と、同時に一番格好良いのはヤンキー達の先輩だと思ったりした。