05/03/24 17:23:12 HZth/nYG
>>684 単、直さん
「今ここにいる」ということを、「常に今ここに意識を集中し続ける」と解釈する人が多いのですが、
それも間違いではないのですが、実質的には、「今ここ」というのは、「愛する」ということの性質そのものです。
愛を無条件の受容と捉えると、愛によって二元性が消滅しますから、善悪・成功失敗などが消滅します。
すると、過去を後悔する必要がなくなり、未来を心配する必要もなくなり、
今ここが完全であることが分かってきて、在ることの喜びを多く受け取ることができるようになるのです。
受容が深まるにつれ、意識が何かに抵抗することがなくなり、それが何であれ、起こることをそのまま許すことができるようになります。
すると、意識は、特に努力する必要もなく、自ずから今ここにフォーカスするようになるのです。
つまり、無条件の愛とは無選択であることですから、今ここが常にベストの選択になり、
「もっと良いはずの今ここではないどこか」へと意識が向かなくなるのです。
茶道でいうところの「一期一会」というのも、愛するということ・無選択であること・今ここにいることを表現していると思います。