05/03/02 21:26:36 DKXmZ6CV
>>421 元いさん
今日は外出して、ある庭園を散歩して、羽をのばしてマターリしていたんですが、
色の名前といい、シンプルで美しいものが多いと感じましたね。
抹茶を飲むにしても、庭を歩くにしても、無駄がない。
最低限の中に美しさがあるというのか、そぎ落とされているんですね。
今まで、美しさというのか、作られた思想すら理解していなかったものが、
瞑想をすると、庭が教えてくれたんですね。そう、本質は禅からきているんだと。
風に吹かれながら、辺りを歩いていると、無駄なものは何ひとつとしてない。
いっけん芝生ばかり目立つ庭の様に思えたのに、土台となる思想と美しさはここにあったんです。
お茶を飲んだのも、その一端にすぎなかった。深みと根本に根ざす本当の美。
不思議な気持ちでしたね。そう、失っていたものはそこにあったかもしれない。
自分の文化を、実は捨てていた自分に気づいたんですね。
でも、そのまま逆に戻るのか、伝統に帰るのか、難しい問題ですね。