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♪癒しサロンについて騙れ♪ - 暇つぶし2ch327:癒されたい名無しさん
06/09/19 10:16:33 pGFdqWqB
地方に住む知人から今朝、カルトに関する新聞記事のFAXが…。
(9月19日中日新聞30面より)

<”神秘”へ群がる若者>

「ヒーリング(癒し)」「霊視」「オーラ写真」。
そんな看板を出すブースが並び、若い女性が列をつくっている。今夏、仙台市で開かれた精神世界に関する「見本市」は熱気にあふれていた。

「肩に触れてもらったら、すごく温かかった」「私のオーラは海外に向いているみたい」。15分、5000円で霊視の”答え”をもらった来場者たちは満足そうだ。

「この星は狂っていると宇宙では有名」。地球の環境破壊を嘆く外国人の姿も
あった。スコピン(スピリチュアル・コンベンション)と呼ばれる見本市は、各地で開かれている。

「精神世界への関心はいまが最盛期。地下鉄サリン事件当時、さほど浸透していなかったインターネットを通じて広がっている」。精神世界に詳しいオウム真理教の元出家信者(40)はそう解説する。ブームの中心は、オウムの事件を知らない世代だ。

星座、血液型、風水…。朝のテレビ番組からは毎日、「今日の占い」があふれ出す。1995年の地下鉄サリン事件後、心霊現象や神秘学といったオカルトの番組をテレビ局が自粛した時期もあったが、現在では「前世」占いの番組が
高視聴率を誇る。

「占いは心理学的なメカニズムを利用して、当たったような気にさせることが
できる」。静岡県立大の西田公昭助教授(社会心理学)は、神秘的な力があるように人々を錯覚させる占いのカラクリを授業で説明すると、数人の学生は否定的な反応を見れるという。

「先生の言ってることは、本当でしょうか」「授業は面白かった。でも私、そんな(神秘的な)ものは本当にあるような気がして…」

西田氏は、豊田亨被告(38)ら地下鉄サリン事件の実行役3被告らと拘置所で接見した。彼らは世俗的な成功や拝金主義に疑問を抱き、精神的な世界に興味を抱いた「自分探し」の若者だった。

オウム事件後、長期の不況や社会の二極化が進む中、狂言的なカルト宗教を生み出す土壌は、事件当時よりもむしろ広がっていると西田氏は指摘する。

「何の根拠もないのに、テレビに前世の話をする人が出てくる。自分の力で人生を切り開くのは大変。守られている、何か外の力が働いていると感じたい」

40年近くにわたりカルト問題に取り組む浅見定雄東北学院大名誉教授は「(
オウム事件後)ミニ・カルトはむしろ、増えている」と分析。あちらこちらの
神社に水をまいて清めるだけという団体に入った娘が何年も家に戻らない、という親からの相談が寄せられているという。

「あんな優秀な学生がなぜ?と聞かれるが、優等生ほど教授に従順。それが教祖への従順さにもつながってしまう」と浅見氏は言う。

自分は何を生きがいにすればいいのか分からないという若者の迷い。それが、カルトにからめ捕られる土壌になる。背景にあるのは「個」が確立していない
社会の弱さだ。

西田氏はカルトの根拠には悲観的だ。「カルトは人の心の弱い部分があれば膨らむ。残念ながら、それはなくならない」






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