06/11/10 02:12:22 LVDfqzvB0
URLリンク(food.kenji.ne.jp)より
【抗生物質】
このごろは、何でも国産品をありがたがる風潮がありますが、蜂蜜については国産品だからといって安心できない、という話をします。
東京のさる生協で、「国産蜂蜜」として販売していた商品に、実は輸入の蜂蜜が使用されていた、という事件がありました。
初めは単なる製造業者の約束違反かと思いましたが、調べてみると意外な事実がわかったのです。
実は、国産蜂蜜からは、高い濃度の抗生物質が検出されるため、検出限界以下まで、薄めるために、輸入の蜂蜜を混ぜていた、というのです。
蜂蜜からは、抗生物質が検出されてはいけないことになっていますので、輸入の際の検査では、抗生物質が検出されないことが求められます。
実際、輸入品がこの抗生物質検査にひっかかる、ということは聞いたことはありません。
ところが、国産品の場合、このような検査の機会がないため、検出されてはいけないことにはなっていますが、実際は野放し状態です。
また、国内では、名前は忘れたのですが、蜂蜜の疫病が発生することがあるので、ほとんどの養蜂業者で、抗生物質が使用されているようです。
実際、その事件の際、その生協が行った調査でも、国産の蜂蜜からは、ほとんど抗生物質が検出されたそうです。
抗生物質を検査すれば、国産かどうかわかる、というのは冗談ですが、とにかく、国産の蜂蜜は避けた方が賢明だと思います。
最初に書きましたが、花の種類によって蜂蜜の味は変わりますが、いずれにせよ、蜂蜜には違いありません。国産の蜂蜜が輸入のものより、優れているという根拠は、別に何もありませんので、蜂蜜に関しては、輸入品をおすすめします。