05/08/16 23:29:01
帰省ついでに、久し振りに昔からの友人宅へ行った。
インターフォンを鳴らすと「今、手が離せないから、勝手に入って」
というので、そのまま上がり込む。
（うちの地域は割と鍵のかかっていない家が多いので、これは普通）
で、居間に入ると、巨大化した友達がソファーに座っていた。
500mlサイズぐらいのアイスカップを抱えて。
「ごめんね～直ぐ食べ終わるから」と言って、一時も手を休めず完食。
「それが手を離せない用件かよ！」と突っ込むと
「溶けたアイスって最悪だよね～」と悪びれる様子なし。
手土産のケーキを渡すと中を見て困ったように。
「こんなにたくさん？食べ過ぎちゃうな～」
いや、それはおまいの家族の分も入ってんだよ。
そして近況報告の雑談中には、３０分に一回
「痩せなきゃ」と言うので、何度目かに
「それなら今すぐ、そのフォークから手を離せ」と言ったら
「折角、買ってきてくれたのに、悪いよ～」と３個目を食べながら答える。
ここまでくると私も段々、愉快になってきて、
「次はホールケーキを買ってきてやる」と言ったら
「ええ～太らせないで～」と嬉しそうに笑う。
その表情からも、痩せたいのか太りたいのか、さっぱり分からなかった。