06/10/09 22:10:52
>>721
「2:8の法則」って聞いたことないか?パレート法則はどうだ?パレートは教養の経済学あたりでも出てくると思うんだが
あおんなこと言ってるようだと知らないだろうから、この機会に覚えておくがいい
全商品の2割で売上の8割を占める、顧客の2割が売上の8割を占める、納税者の上位2割が税金総額の8割を負担している、上位2割の社員が全体の8割を稼ぎ出してるとかいうやつだ
最近のマーケッテイングで細かい客(社員も)は捨てちまえっていうリストラの考え方の元になってるデータ分析だ
日本人はたとえ10円でも大切なお客さまといった態度で接してきた訳だが、米国風味に毒されつつあるのは残念なことだ
それはともかく、パレートに従えばクレカの売り上げも上位2割の客で全体の売り上げの8割を占めることになる
全消費金額の1割であるカード売り上げのうちの8割が、2割のカードユーザーに持っていかれてったのでは
残りのカード消費は全消費の1割であるところの2割だから全消費支出の2%しか残っていないことになるな
8割のカードホルダーの平均が消費支出の2%、これが多くのカードホルダーはほとんどカードなんか使っていないぜという根拠となる
貯蓄のたとえ話がなぜ出てきたかわからんが、むしろこっちの方がわかりやすいと思うからもう少し正確に触れておこう
日本の個人金融資産は日銀発表で1,500兆、日本の世帯数を5,000万とすれば世帯当たり平均3,000万円となる
こんなにあるのかと驚く人もいるだろうが、これも2:8の法則でいえば上位の1,000万世帯で1,200兆円、この世帯の平均は1.2億円
で、1,000万世帯は貯蓄ゼロのサラ金ユーザー・・・・ここでも2割だ
それらを外して3,000万世帯、300兆円の平均金融資産額は1,000万円という数字が出てくる、実際の多数派の数値に近いだろう
偏差を考えればこそカードも金融資産もこういった結論になるわけだ
ま、これからは上位20%以外必要ない、下位20%の社員はいますぐ辞めてくれ、いやでもこうなる
そんな風に言われないように頑張ることだな