06/04/28 08:44:13 yVoWt8I7
>>46
普通の病気の細菌は、それこそ分単位で頻繁に細胞分裂して増殖するから、その時に抗菌剤の体内濃度が維持できてないと効果が薄い
(抗菌剤は、細菌が細胞分裂する時に、菌を殺すから)
従って日に3回ぐらいに分けて、薬剤濃度が薄くても常時体内に薬の有効成分が途切れないようにすると、常に分裂時に当る確率が高い。
体内に100万個の菌が居たとしても、常に何%かは細胞分裂してるから、全体の増殖スピードを越える殺菌が出来る。
尚、高濃度は効果大だが、副作用とかも酷いから・・・・一般菌では、低濃度持続継続で身体の負担を最小限にする投薬法が正しい。
ところが結核菌を含む坑酸菌は、2日に1回ぐらいしか細胞分裂しないのでこのタイミングに合わせるのは不可能
低濃度でチンタラやってても、一日の内で増殖時に当る確立がメチャクチャ低いから減数が出来ない
そこで、朝に高濃度一気投与して、そのタイミングに当った菌だけでも確実に殺そうという確立・確実論からきてる
長期間低濃度でタラタラやってると、分裂時でない休んでる菌が薬に慣れてしまい、耐性菌を産む元にもなるから
尚、前述書いたように・・高濃度一気投与は、副作用が酷くなる
薬イコール毒! 低濃度だと長期でも身体が耐えるが、長期だと無理 それでも結核は高濃度長期をやらざるをえない
少なくとも・・・高濃度は一時的にしておく必要が有る・・・すなわち一日のうち確実に強力に殺すタイミングを
単発的に作る・・・・・効率は悪いが、徐々に減らしながらも・・副作用との共存
リファンピシンを、朝昼晩継続投与したら ひと月で結核を駆逐出来るかもしれんが副作用で、その前に死んでしまう
(常時