06/04/28 15:51:14 A7oGP95W
>>688 ポジティブ思考がまったくダメというわけではないと思います。
たとえば、災害で不可避的にストレスにさらされる生活を強いられるとなると、
問題志向型より情動志向型解決行動のほうが優れているという心理学研究報告があるそうです。
でも、ストレスが避けられる状況でポジティブ志向するのは根本的原因を除去しようと
しない悪い態度だとみることができます。
そういう、ポジティブ志向の悪い面良い面があるので、あまり注目されることのない
悪い面にも注目したほうがよい、ということです。
精神力というのは曖昧ですが、、どんな状況でも最高の自分を出せる、ということだと思います。
これは、ジム・レーヤーの「メンタルタフネス」の定義ですが。
>精神力と集中力はつながってるしどっちを鍛えようとしてもどちらの力も向上します
精神力って全体的な力だと思うので、集中力をきたえるために精神力をきたえるというよりも
精神力をきたえるために集中力をきたえる、というほうが語法的に合っている気がします。
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姿勢が悪くなると雑念がふえて集中できません。それは、姿勢が悪いと筋肉に余計な力が要るので、
そのために注意を配らないといけないから、脳内メモリが悪い姿勢でいる間ずっと使用されるし、
そのぶんすっきりと思考できなくなるからだと思います。
周りがうるさいと雑念がふえて集中できないのも同じことです。
じつは、歩き方によっても雑念の量がちがってきます。無意識に全身を力学的に協調させて歩けるようになると、
雑念が減ります。そして、歩きながらの思考が効率よくなります。
陸上選手がフォームに細かく気を配るのは、両手両足を協調させて(とくに手足を振るタイミングを
そろえて)走ったほうが、余計な力を使わないですむからです。
歩くのも同じです。良い歩き方をすると明晰な思考ができるのは、余計な力を使わないですむからです。
こうした雑念を増やす因子に気づくには、やはり普段から「気づき」を大切にするのが一番だと思います。