06/03/31 19:03:47 q+Hw8TMG
>>977
一般的にですが、ソフトのほうがその部分の充血を起こしにくいようです。
角膜には血管がなく、酸素は涙からもらいます。
コンタクトレンズと角膜の間の涙がどんどん入れ替わってくれないと具合が悪いのですが、
ハードコンタクトレンズの場合は、瞬きにつられて上下に動くことで入れ替わります。
そのためにハードコンタクトレンズの周辺部はスキーの先端のように少し浮くような形状をしています。
ここに涙が吸い寄せられるので、ハードコンタクトレンズの外側は乾きやすい状況になるようです。
黒目の上下はまぶたがありますが、横側は露出していますから、その部分、ちょうど瞼裂斑が出来る部分が、
特に乾きやすく、それで充血しやすくなります。
ソフトコンタクトレンズは、上下に動くのではなく、瞬きによって前後に動いてポンプのような働きで
涙を吸ったり吐いたりするように入れ替わります。
ハードのように周辺部を浮かせるような形状にはなっていませんので、その外側が特別乾きやすいという状況にはならないようです。
瞼裂斑自体もその原因ははっきりしていませんが、黒目の横にしかできないので、
外気や光にさらされていることが原因なのではないかと考えられています。
ですので、瞼裂斑が充血するというより、瞼裂斑と充血が起きる部位が同じであるというだけなのかも知れません。
以上、一般的には、ハードコンタクトレンズの使用者に多い症状なので、
ソフトからハードに変えることで解消するかどうかは疑問です。
ソフトコンタクトレンズをよりやわらかく薄いタイプに変えてみるのはどうでしょうか。
1dayを何種類か試してみるといいかも知れません。