06/09/14 06:48:58 UVfLZEtU
↓これこれ。>「接触の指差し」
975 名前: 名無しの心子知らず [sage] 投稿日: 2006/08/07(月) 08:54:01 ID:8x0fMvIA
自閉症のお子さんでは成長に伴い、例えば孤立型から受動型に好転していく中で、
指さし動作がみられることはよく経験します。
でも遠くの物への指さしを行うお子さんは少ないようです。
一方自分で本の絵を指さしして、または保護者の手、指をもって本の中の絵に触れさせ、
保護者に名前をいってもらってお子さんが喜ぶ、そしてそれを繰り返し保護者に要求する、ということはよくみられます。
私達は「接触の指さし」と呼んでいます。
「接触の指さし」は、子から親へ、親から子へといった双方向のコミュニケーションがまだ不十分の時にみられますが、
一つのやりとりを学んだことは事実で、その意味で進歩だと思います。
中には遠くのものへの指さしを結構早い時期より獲得する自閉性障害の方もおられます。
そのような方ではその後の改善は目覚ましいことを時に経験します。
お子さんの精神世界が広がっている指標として指さし動作がある、と評価できると考えています。
『発達障害ガイドブック』(東篠惠/考古堂)より