06/01/17 23:44:58 ek/vwyBY
(続き)
さて、その結論を出す専門医ですが、鑑定を5人がすれば、同数の異なった結論が出されます。
それは今日死刑判決が決定した宮崎被告を例に見ればわかる通りですが、
宮崎被告を精神鑑定した専門医は3人いました。
一人は「人格障害だが責任能力あり」、もう一人は「多重人格の精神疾患で責任能力は限定的」、
そしてもう一人は、「統合失調症の心身耗弱で責任能力はなし」と診断、結論づけられました。
どの結論を裁判で採用されるのかは検察・弁護人の力量によるところだと思いますが、
「突出した不可解な事件」であればあるほど、「発達障害・精神疾患」となる率が
高いようです。
そして今日問題なのが、それらを装った「普通の人」がいるということです。
不可解な言動・不審な行動が見られれば「発達障害・精神疾患」と認知されやすいという
いう事実です。
全てのケースがそうだと言いませんが、裁判で採用されたことをそのまま鵜呑みに
してしまうと、別の悲劇を生みかねませんよ。
それにあなたの書き込みは、多大に発達障害者に対する偏見が含まれているように
感じました。
ただ、発達障害者が適切な環境で療育されれば、ということは同意です。