05/06/22 00:08:29 wrlHqJpE
かつての輪ゴム赤三人の母である。
赤の匂いはとうに失せ、鼻につくのは土と汗の匂いであるがそれも悪くない。
彼女らは自ら外気にあたることを本能で選んでいるようでもある。
中学受験界の厳しさに直面してゆとりをなくしがちな毎日であるが、私も
外気に当たらねばならぬ。
栄冠組の子供たちは違う遺伝子を持って生まれてきているのだから、
塾のクラスがひとつやふたつ落ちたところでどうということはない。
「親も教師も、文明が子どもを孤独な人間にしていることに気づかねばならない」
…至言である。
子供が何歳になっても外気浴をこころがけ季節の花に心癒されて微笑みあう
時間はプライスレスだということを忘れてはならぬ。
余談ではあるが最初から呼んでみると御大の呼称で「爺」と「翁」が微妙に
混在しているのに困惑する次第である。
漢字の形で見れば些細な違いでどうということもないが…。