05/10/04 14:25:34 TFzH2eu2
>Aちゃんはドレミしかわからないと仰りますが
>失礼ながら「なぜドレミだけはわかるのか」と考えられたことはおありですか?
ドレミだけが判るのは、視覚的に判りやすいことと、最初に覚えたから印象的だった
のだと解釈しています。
そもそも「ド」(五線の一番下に土星のように漂っている「一点ハ」)は、視覚的に特徴があり、
これを覚えない子供はまずいないでしょう。「レ」も五線の一番下にぶら下がっていて、
「ミ」は串刺し、そんな感じでここまでは見た目に判断しやすいのだと思います。
(ここまで覚えるのにも半年以上かかったそうです。)
その先の音符はどんどん5本の線の中に入り込み、似たような記号やグラフを読み取るような
作業になってくるので、間に書かれるファ、ラ、ド、ミ、と線上に書かれるミ、ソ、シ、レは
LDに限らず、いわゆる一般的な「頭の悪い子供」も覚えるのに苦労をしていたりしますから
これも条件反射的に反応するまで覚え込ませるしかないかと思っています。
もちろん一度に出す課題の量や範囲には工夫がいるとは思いますし、
楽譜から読む 音から音名を当てる、弾いたものを書く、などの IN⇔OUTを
上手に連携させた訓練をしないとならないでしょう。
(いまINしたものをOUTする、などは混乱の元だから避けたほうが良い、とかいう特徴があるのだとしたら、
一般人からは伺い知れないので、やはり周りの大人が知識として事前に知っているに越したことはないです。)
また、視覚的な特徴を付けて(例えば色音符とか)という手もあるでしょうが、
音を聞いて色をイメージしてしまうとか、副作用もあり、ただ書いてある音符の場所に手が行けば良い
という単純な問題ではないようです。
実際の演奏に繋げるには安易な方法に頼らず、音符からダイレクトに音を認識できる方が
結局近道という音楽の専門家の意見もあります。
またAちゃんの「ドレミはわかる」の意味ですが、これは紙に書かれたのドを見て視覚的に「ド」認識し、
ラベリングするというだけの次元です。