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またインターネット集団自殺 (ゲンダイネット)
インターネット上で自殺志願者を結びつける「自殺サイト」。埼玉県皆野町の山
林で若い男女4人がワゴン車内で集団自殺した事件は、身元が判明した名古屋市の
無職少年(17)が自殺サイトに書き込みをしていたことが明らかになった。
調べによると、少年は昨年高校を中退し今年8月に家出、東京都国立市の男性サ
ラリーマン(26)らと落ち合い、今月28日に車内で練炭を燃やし自殺に及んだ。
車の近くにはビニールシートが敷かれ、ビール缶や睡眠薬の空き箱が
散乱していたという。
「七輪などで練炭を燃やして一酸化炭素中毒死するのは、サイトで楽に死ねると紹
介されている自殺法です。一昨年の暮れごろから『心中掲示板』といったサイトが
ネットの掲示板に続々登場し、ひと月に10人以上の若者が集団自殺を図る事態に
なりましたが、状況は今も全く改善されていない。ネット上が無法地帯で規制され
ていないからです。連鎖反応で自殺者が続く可能性があり、困ったものです」
(捜査事情通)
一体、警察は何をやってんのかと言いたくなる。
ネットジャーナリストの森一矢氏はこう見る。
「警察はサイトを規制しないのではなく、できないのです。自殺系サイトというの
は、自殺について話し合えるサロンのようなもので、青酸カリなどの毒物を売買し
ているわけじゃない。書き込みをすることによって自殺を思いとどまるケースもあ
るし、自殺者をサイトの責任にするのは難しいのが実情だと思います」
ただ、今のネットの問題点は判断能力の乏しい子供でも、簡単に危ない情報にア
クセスできてしまうことだ。IT企業はカネ儲けと同様に、ネットの被害・防止策
にも力を注いでほしいものだ。
【2004年9月30日掲載記事】
URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)