04/11/09 20:56:40
テレビで見た話でスマン。でも見たときかなり怖かった。
マジ話（らしい）。
あるＴＶドラマのプロデューサー（以下Ｐ）が深夜に自宅のマンションに帰宅。
１階に下りてきたエレベーターが開くと一人の男が乗っていた。男は帽子を目深にかぶっていて顔が見えない。
Ｐがエレベーターに乗る時にすれ違う瞬間、肩がぶつかった。Ｐは「すいません」と謝ったが、帽子男は無言で足早に去っていった。
Ｐが自室に入り、服を脱ぐと背広の肩に血がべっとりついていた・・・
数日後、ＰはニュースでＰのマンションで殺人事件があったことを知り、やはりと思った。犯人は見つかっていない。しかしＰはＴＶドラマの撮影が本格化してきて超多忙、調書取りなどめんどくさいので警察に帽子男と血のことは通報しなかった。
さらに数日後、Ｐがマンションにいる時にインターホンが鳴る。ドアの覗き窓を覗くと制服警官が一人。「先日の殺人事件を調査しています。お話を聞かせてもらえないでしょうか？」。
やはりＰはめんどくさいのでドアも開けず、「なにも知りません」で通した。
そしてさらに数日後、Ｐがニュース番組を見てると殺人事件の犯人が捕まったと報道されている。Ｐは驚愕した。テレビに映される犯人の顔、それは、”ドアの前にいた制服警官”の顔だった。
犯人はどこかで警察官の制服を手に入れて、目撃者の口を封じにきていたのだ。あの時、ドアを開けていたら・・・