04/11/08 06:25:46
よくある話なんだが
急な坂道をﾌﾞﾚｰｷかけずに下りる遊びが流行ってた。
その坂道は、最後が微妙にｶｰﾌﾞしてるんだけど
ご多分に漏れず、曲がりきれなくてさ。 柵を破って飛び出した… んだけど。
その柵の外は15mくらいの崖で、下に電車が走ってるのよ。
で、俺はというと、ﾁｬﾘﾝｺごと崖から宙ぶらりんの状態になっちゃったんだよね。
後輪のｽﾀﾝﾄﾞ部分がかろうじて柵（の残骸）にひっかかってて、前輪は完全に中に浮いてる状態。
俺はもちろんﾁｬﾘから降りれない。 それどころか、振り返ることもできない。
振り返ったら重心が移動して、崖下に転落しちゃうから。
動いちゃいけない、動いちゃいけないと思うんだけど
手から気持ち悪い汗がﾄﾞﾜｰｯてわいてきて、ﾊﾝﾄﾞﾙを握り締められないんだよ。
そして、自分の体重とﾁｬﾘそのものの重みで、ｷﾞｷﾞｷﾞ…ってゆっくり下に傾いていくわけ。
人が通りかかって助けてくれるまでの5分間は人生で一番長い5分間だった(´д｀;)
ﾄﾗｳﾏってほどのもんじゃないが、「時間制限」のあるｹﾞｰﾑやｸｲｽﾞ番組は未だに見れないな