04/11/15 22:22:26
ソフトバンクグループ ネットで消費者金融
貸付資金調達 ドイツ証券と提携
ソフトバンクは十七日から、グループのソフトバンク・ファイナンス(東京都港区)を通じて、消費者金融事業に進出する。
申し込み、審査などの手続きをインターネットでほぼ完結できる仕組みで、利便性を高める。貸付資金の調達面はドイツ証券と提携する。
ソフトバンク・ファイナンスはネット消費者金融会社「イコール・クレジット」を設立。自宅のパソコンで手軽に融資を受けられる仕組みを構築した。
本人確認の書類は郵送となるが、それ以外はすべての手続きがネットで完結する。
貸付資金は、ドイツ証券が貸し出し債権を証券化して投資家に販売することで、市場調達する。イコール・クレジットは、そこに一定の利ざやを上乗せして融資する。貸付利率はリスクに応じて年率8-29・2%と幅を持たせ、融資限度額は三百万円に設定する。
ソフトバンク・ファイナンスはすでに、ドイツ証券、新生銀行などと提携して同一手法で住宅ローン事業を展開している。
イコール・クレジットは、従来、窓口や無人契約機で手続きを行う必要があった消費者金融の利用が自宅のパソコンでできるようになれば、これまでは消費者金融を使いづらかった新たな客層の掘り起こしにつながるとみている。